アトリエ uniで大切にしている5つのこと

1.「大きく描く」

紙いっぱいに大きく○を描いてみると、ゆがんでみたり、ずれたり・・・自分の思うような○を描くことってなかなか難しい。
でも、小さく描くと、なんだか上手に見える。
ですが、きれいな円を描くのではなく、自分の○を描く。
大きく手を動かして、紙いっぱいに大きな○を丁寧に描く。
ゆがんだり、ずれたり、はみだしたりしたっていいんです。それがその子にしか描けない○なのです。

2.「力強く描く」

クレヨンをしっかり持って、一本の線をぐっと力強く描く。ごしごしと白いところがないように塗る。一度描いたらもう消せません。

この線を描くんだ!ここはこの色!!という強い意志がないと、力強く描くというのはなかなかできません。
自信が無かったり、失敗を恐れたりすると、どうしても力が入りません。
小さなお子さまは、筋力も少ないのもあり、力を入れて描くだけでも大変。
力強く描けた!というのは、体をしっかり使うこともあるので、出来た時の達成感が強く感じられます。成功体験を増やすことで、自信をつけ、失敗を恐れない心を育みます。

3.「素材の質感を楽しむ」

赤ちゃんは、まず触って、口に入れて、柔らかい、硬い、冷たい、温かい・・・などなど、沢山のものを質感で感じこれはなんだろうって脳をフル回転させています。
小さい頃から色々な感触を味わい、経験することは、脳の成長によって大切なこと。そして・・・なにより楽しい!
絵具を手足に着けて描いたり、紙を破ったり、果物や花の手触りや香りを確かめたり、五感を使い、ものづくりをより楽しみます。

4.「観る力を育む」

何か物を見て描くとき、1か所から見ているとその物の形は見えてきません。
全体を観て、細かなところを観て・・・しっかり観察をして、どんな形をしているか、どんな色か、どの部分を描くかを自ら考える力を引き出すような声掛けをしていきます。

5.「道具を大切にする」

絵を描くにも、工作をするにも、必ず道具が必要になります。
工作などでは、ハサミや金づちなど、便利だけれども、使い方によっては危険なものもあります。
どんな道具を使うか、その道具の安全な使い方、使った後の片付け方などを毎回伝えていきます。
道具を大切にすることは、モノづくりをするうえで特に大切なことと考えています。

 

 


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